キャピタリズム マネーは踊る
KBC招待試写会に行ってきました。
『100年に一度の不況』を引き起こしたアメリカ現代社会に、あのマイケル・ムーア監督
がメスを入れます。
従業員に多額の保険金をかけ、全額受け取る企業。
自宅や職を失う人が増える一方、不動産業者は家を転売して大儲け。
原因を作った投資銀行や保険会社は公的資金で救われる…
政府と金融業界との実態をからめ、富裕層ばかりが利益を生む資本主義のアメリカの
現実を描いています。
彼の宗教や政治活動の偏り感は否めませんが、資本主義は民主主義ではないこと、
そのからくりがよくわかりました。
…その怖さも。
アメリカから見たら、国民保険制度や国民の権利とか、日本もうらやましい国のひとつ
らしいけど、北欧に比べたら全然だし、日本もアメリカ化してますからね。
怖さが他人ごとではない。
このアメリカの資本主義がオカシイ!というテーマを、不況になる前から取り上げていた
マイケル・ムーア…えらすぎです!
1/9(土)より、全国東宝系でロードショー♪