トークイベント『魔法のコトバ、魔法のデザイン』
福岡の書店や出版社など本に関わる人々や本好きが集まってイベントを行う『ブックオカ』主催。
ゲストは、素敵に年齢を重ねておられる御三方…
児童文学作家・角野英子さん、子どもの本の専門店『子どもの広場』オーナー・横山眞佐子さん、九州大学大学院特任教授・目黒実氏。
まずは、『魔女の宅急便』完結、おめでとうございます!と拍手~(2009年のことですが…)
キキが居候するグーチョキパン屋のオソノさんのお話を書けって言われてると言ってました。
オソノちゃんがオソノさんになったときとか、なぜパン屋さんになったのか…
『魔女の宅急便』は、オノマトペ(擬音語・擬態語)の使い方、風景の描写が素晴らしいと目黒氏。
作家の口演は二重に伝わる、ということで、角野さんにキキが出発するシーンを読んでもらいました。
読み聞かせだと、あー、おもしろかったでおしまい。
全部読まれると、子どもは本は聴くものと勘違いしてしまう。
本当は、自分で読まないと、読書にならない。
ブックトークは、子どもたちの心をぎゅっとつかむ。
本のおもしろさを紹介して、その続きはどうなるの?と関心をもたせることが大事。
車寅次郎にならないといけないの…と、横山さん。
角野さんの本も数冊紹介されて、その中の一冊が『ラストラン』
思い出も、ひとつの魔法。
忘れた頃に思い出させてくれる。
欠けたところも、思い出の魔法が繕ってくれる…な~んて紹介されたので買っちゃいました。
読むのが楽しみです。
本当に楽しくって、贅沢な時間をありがとうございました~!