《散歩》 小林聡美
ひとり散歩好きな聡美サンが、素敵な仲間たちとお散歩しながら綴られた対談集です。
聡美サンいわく、ふたり散歩に挑戦した汗と涙の記録らしい…
いつもの仲間だけでなく、石田ゆり子、井上陽水、柳家小三治朗師匠というメンツがちょっと意外☆
こ「自分の世界をジャマされたくないとか、ムーミンぽいよね」
こ「友達はいいやつで決まりだね。もたいさんも、すごいいい人」
こ「悪に対しては悪になるけど。『同じ目にあわせたろか』みたいな(笑)」
そんなもたいさんとの会話を読んで思い出したのが、ドラマ「セクシーボイスアンドロボ」
一般的なもたいまさこで抱く温和なイメージは、女優として作り上げられたもの。
本当のもたいさんは、《プッチーニ》みたいな正義の人だったのか…!
昼間は看護師、そして夜は、善悪を問わず、死にかけた人の願いを叶えていましたっけ(仕事人ぽく)。
『人の命が亡くなっても何一つ変わらないこの世の中がいやなの』というセリフが忘れられない。
聡美サン、もたいさん大好き!
これからも、もっともっとたくさんいい仕事、してくださいね。
…と思いながら、本を閉じました。