*春を背負って*
西日本新聞特別試写会に行ってきました。
標高3000mの立山連峰で山小屋を営む『家族』の絆を描いています。
父の日を前に、父親と息子の絆を見つめなおす作品です。
元々、『人は皆何かを背負って生きていくしかない』という人生哲学を持つ木村大作監督。
そんな監督が笹本稜平の小説『春を背負って』と出会ったのも、運命なのでしょう。
父親と疎遠になっていた息子が、急死したからとはいえ、急に仕事を辞めて山小屋を継ぐの~?
少々、つっこみたいところがありますが、まいっか。
あせらず、たやさず、よくばらず…
自然の持つ美しさと恐さをきちんと描いているので、勉強になる。
しかし、ワタシにはきっと一生みることが出来ない世界…
『ホンモノ』にこだわる監督なのに、山小屋のシーンは菫小屋ではないと聞いて、ちょっと残念。
人は、心のふれあいがあってこそ、生きていける。
見えない荷物を背負ってる人は、とにかく一歩一歩大切にして自分の居場所を見つけよう。
人生に悩んでいる人におすすめかも。
トヨエツの山男が、素敵…
6月14日(土)全国ロードショー!