こどもっと!きゅうしゅう教育講演会 明橋大二特別講演会
オトナの患者を診ていると、『子ども時代のSOSに気づいてもらえると発症しなかったのに』
精神疾患発症予防(メンタルヘルス対策)として、子育てに関心を持ったそうです。
今の子どもをめぐる問題の根っこは、自己評価の極端な低さ。
自分は必要な人間なのだと感じる土台がしっかりしていれば、ルールが守れ勉強も好きになる。
根っこがぐらついてることに気付いたら、気付いたときからやり直すことができる。
大好きだよ、という気持ちをしっかり伝えれば、大丈夫。
子どもの精神発達は、依存(甘え)と自立(反抗)を行ったり来たりすることで発達していく。
だから、甘えて安心感をもらった人が自立する。
甘えさせる(情緒的要求に応える)ことと甘やかす(物質的要求に応える)ことの違いに気付きましょう。
反抗期は健全に成長し、育児が間違っていなかったという証拠。
依存と自立が日替わり。
ウザイ・シネ→かまわないでね。
ブッコロス→怒っているんだよ。
クソババ→お母さん。
思春期は、違う国の言葉を話していると思いましょう…という話に笑いました。
いじめられる子にも原因がある、と言ってはいけない。
いじめる子が洗脳するプロセスが存在する、と…なんか、納得してしまいました。
勉強になりました。
ただ、シリーズ本がいっぱい出てるけど、結局、先生の言いたいことの根っこは一緒って感じ(笑)